最近見たアニメ36作品の視聴感想まとめ
そういうわけで、私が2015年度内に見たアニメの視聴感想をまとめました。1990年代のアニメとかも出てきますがまあカオスっぽくていいんじゃないですか。ここにカオスを作ろう。
もともとの視聴感想はEvernoteにてきとーに保存していたのですが、そのままにしておくとただの日記も同然だしもったいないなあって感じだったのでこうしてネットの海に放流することにしました。
とはいってもそのまま感想をコピペするだけでは後から見返す面白みもないので、公開年を頭に付けたり、一言くらいでストーリーのあらすじを書いたり、追記したりしますた。
さてそういうわけで、2015年度に見たアニメを見た順に並べました。
- 視聴感想
- 2015 がっこうぐらし!
- 2014 のうりん
- 2015 ローリング☆ガールズ
- 2015 ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン
- 2015 ラブライブ!The School Idol Movie
- 2014 ラブライブ!
- 2015 アイドルマスターシンデレラガールズ
- 2011 ゆるゆり
- 2015 赤髪の白雪姫
- 2015 VALKYRIE DRIVE -MERMAID-
- 2015 鉄血のオルフェンズ
- 2014 SHIROBAKO
- 2012 ガールズアンドパンツァー
- 2015 ガールズアンドパンツァー 劇場版
- 2009 咲-Saki-
- 2013 ガッチャマンクラウズ
- 2015 ガッチャマンクラウズ インサイト
- 1995 新世紀エヴァンゲリオン
- 1988 銀河英雄伝説 本伝
- 2006 女子高生 GIRL'S-HIGH
- 1982 戦闘メカ ザブングル
- 1999 ∀ガンダム
- 1988 逆襲のシャア
- 1991 機動戦士ガンダムF91
- 1984 超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか
- 1984 うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー
- 1994 マクロスプラスOVA
- 1995 マクロスプラス MOVIE EDITION
- 1999 少女革命ウテナ アドゥレセンス黙示録
- 1995 GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊
- 2004 イノセンス
- 2005 鋼の錬金術士 シャンバラを征く者
- 2007 機動戦士ガンダム00
- 2010 劇場版 機動戦士ガンダム00
- 2016 だがしかし
- 2014 ガンダム Gのレコンギスタ
視聴感想
2015 がっこうぐらし!
私たちはここにいます。
1話が話題になったときに後追いで見て、あのラストの焦点切り替えで出てきたボロ校舎にはおお~てなりましたね。あと日常系だと思っていたら不意を付かれたという点でいえば、私の場合、まどマギの時と同じだったなと。
それはそれとして、最終話はリアルは地獄だけど夢だって見るし頼まれなくたって人生楽しく生きてやるぜという人生讃歌で嬉しかったです。面白かった。
2014 のうりん
農業ラブコメ。
のうりんポスター問題のときに例のおっぱいさんを何度も見てたらサブリミナル効果で好きになったのでアニメ本編まで見たってのはここだけの話ですが、それはそれとして、ラブコメアニメはあまり見てこなかったので新鮮さがあって大いに楽しめた。おっぱいさんもよかったけど幼馴染もよかった。
あとラブコメでありながら農業に関しての設定はリアリティレベルが高いってところは、駄菓子ラブコメのだがしかしに共通しているなあ追記しながら思った。
2015 ローリング☆ガールズ
世界は広いって話。
好き。ブルーハーツをCM以外で聞くのが初めてだったので、彼らを知るキッカケとなったこと。そしてブルーハーツのオマージュで溢れている通り、作品世界が博愛的で登場人物それぞれが好き勝手に、でもそれぞれが幸せに生きている世界だったこと。好きな理由としてはこの2点ですね。
まあ後者は2話1エピソード完結とかでテンポの遅さとかが気にはなりましたけれど、それでも劇中であった「正直微妙だが、なんか気持ちは伝わってくるぜ!!!!」ってセリフの通り、ロリガの面白さはそんなでなくても、ロリガが好きって気持ちは確かなんですよ。うん、こればっかりは確かなんです。面白いかどうかと好きかどうかは別なんです。そう! これはこれ!! それはそれ!! ってことなんです!
んで余談、ロリガもバンチャで見たんですけど、画面効果のときに画面暗くなるのってなんなのかなあと。あれ見づらくていやなんです。でも残念なことにロリガに限った話でもないってのがこれまたイヤンな感じです。覚えてる限りだとガチャクラもそうだったので。
2015 ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン
ニンジャがニンジャを殺す話。
で、原作読んでたので各話の圧縮っぷりが中々面白かったんだけど、ヤモトとシルバーカラスのエピソードのラストは惜しかった。原作だとヤモトがシルバーカラスの形見とも言える煙草を一口吸ってむせて「まだ早いや」って終わりなんですけど、ヤモトが設定だと女子高生なのでそれが災いしてか、アニメ版だとでそのシーンがないんですよね。これが残念だったなあと。
あのヤモトがちょっと背伸びして見るけどまだまだ私は子供なんだなっていう情緒的な描写が好きだったんですけどねー。まあないものはしょうがないです。うん。
2015 ラブライブ!The School Idol Movie
アイドルから卒業する話。
ラ!は劇場版で初めて見ました。その当時唯一知っていたことは、紫髪キャラの名前が希ってことと彼女らがアイドルであることだけです。で、結論から言うと、初見でも結構楽しめたんですよね。というより自分の場合は初見の方が楽しめた気すらしてます。
自分は劇場版から数ヶ月後にTV版を見たんですけど、TV版からの連続で考えると、卒業云々の葛藤が劇場版でダブるので、その分が冗長に感じられるかなってのがあるんです。
まあどうやら私は作品のテンポは早い方が好みらしくてあんまり描写の繰り返しとかは好きじゃないっぽいんですよね。だからラ!劇でもテンポの面が後日TV版を見終わった段になって気になっちゃうわけです。
まあそれは置いておいて、アイドルを企業のコンテンツではなくあくまでも学生の部活という場でやったことによって、劇場版の爽やかなラストができたと考えているので、部活アイドルという世界設定はよく出来てるなあとしみじみ思いながら、面白かったなあと感想になります。
2014 ラブライブ!
部活でアイドルをやる話。
そう、Snow Halationという私が好きな曲があるんですけど、その曲を私が大好きな遠藤正明さんがバラード調でカバーしてたんですよね。それがとても良かったので、原曲もカバーも是非是非聞いて下さいって感じです。
2015 アイドルマスターシンデレラガールズ
精一杯輝く星になるために精一杯輝く話。
で、これから沢山いいことあるよの優しい世界「夕映えプレゼント」とかに遭遇できたのは嬉しかったんですけどね、ただ一点気に食わないところがあるんです。
あの前川みくとロックの子が一緒にコンビ組んで作詞するエピソードがあるじゃないですか、その後のライブでの曲紹介のテロップの作詞家の名前がですね、現実のものそのまんまになってたんですよ。いや、これまでのエピソードもそうだったんだけど、あっここでもそのまんまなのね……あっそう……みたいな冷め方したんでホントその一点だけは嫌いでした。虚構から覚めさせんなよっていう。
2011 ゆるゆり
百合日常。
で、友人が話題にしてたんで見たんですけど、あれですね、あかりちゃんが不憫な目にあってるのを見るのが何よりきつい。あと所構わず心の声を独り言として口に出している描写が目についたのもつきつかった。まあゆるよりもハードコアが見たいぜって分かっただけめっけもんだったなあと。
2015 VALKYRIE DRIVE -MERMAID-
ドスケベおっぱいバトル。
規制版で大いに笑って解除版でスケベ心が満たされたので言うことない。巨乳が胸にぶつかる音「タンッ」で盛大に笑ったのが良い思い出。
2015 鉄血のオルフェンズ
3話目で挫折。
脱線しますが、なんでバンチャは放送後すぐに配信しないんですかね。いや、放送局の方で直後配信やってるのは知ってますけど、使いづらくっていやなんですよ。どっちにしろTV持ってないから私の場合はネットで見なきゃいけないので。
あれ、でもGレコのときも放送後即配信ではなかったような……。まあ何にせよ現時点で見る気がしないので見るなら全話放送後にまとめて見ると思います。
2014 SHIROBAKO
アニメ業界で夢を叶える話。
働くことをテーマに据えたのがやっぱりすごいなあと。アニメ業界のブラックな部分をネタにしながらも夢に向かって努力する人たちが報われる話なわけで、つまり希望と未来のある娯楽になっているのが良かった。そもそも私はうつうつする話が好きじゃないので。はい。
2012 ガールズアンドパンツァー
部活で戦車戦をやる話。
戦車戦は好きなんですけどあの時折挟まれる家族ドラマがノイズに感じるんですよねガルパン。戦車戦をやりながらドラマをやってもらいたかったので、戦車降りて云々やってる時間はまどろっこしくて好きじゃないです。
あとキャラというか好きな高校はやはりサンダースですね。劣勢を数の力で容易に巻き返せる状態にありながらもスポーツマンシップという公平性に則って相手の数に合わせるというあの余裕。あれは強者の余裕ですよ。いやーかっこいい。憧れる。私もそうありたい。
2015 ガールズアンドパンツァー 劇場版
二度目の廃校を免れる話。
つまらんかった。単体で感想記事書きましたけど、今になってもっと正直に書いちまおうと思いました。ここ私のブログですものね。
私は基本的に原作やら前作付きの映画・劇場版を見に行くときは、その映画では何かしら新しいことをやってもらいたいと期待して行くわけですよ。TV版では世界に甘んじたけれど劇場版では逆に世界を手中に収めるみたいなね。まどマギ劇場版ですね。
で、ガルパンってTV版とあんまり変わんないんですよね。こっちは負けたら廃校なのに相手は負けても罰則がない上に数では圧倒的っていうこの構図。そして結局勝つのは廃校がかかってるこっちと分かっているのに、この相手とのドラマのなさですよ。
戦車戦は新しい戦車も人員も追加して今までにないものが見られるけどそうじゃないんですよ。そうじゃ……あっこれ結局私はストーリーを重視してるのか、なるほど。
まあそういうわけで、ガルパンがターゲットとしているのはストーリーよりも戦車戦を見たい観客なんでしょう。そしてガル○ンはいいぞと言う人はそのターゲットに当てはまっておりまた多数派なのでしょう。でも私はそういう観客ではなく少数派であり、またガ○パンはいいぞとは一切言いたくないので言うつもりは勿論ないです。
まあ言っている人がいるぐらいは別に気に障らないのでどうでもy……いやよく見たらクソむかつく(ポプ子顔で)
2009 咲-Saki-
麻雀異能バトルもの?
1話で挫折。ガルパン見た後に丁度麻雀も覚えたことだしってなって見た。がしかし、直前に見てたのがガルパンだったので、巨乳がやたら揺れたり、語尾が変なキャラがメインで入ってたり、画面効果もりもりだったりとガルパン以上の雑多な虚構を受け入れるモードになれなかったのでやめた。
2013 ガッチャマンクラウズ
市民社会の当事者は市民であるという話。
自らの社会・日常を守るのは自らであるという当事者性に目覚めて、あとはそれを実行出来る力を手に入れれば、みな力を行使して社会・日常を守るヒーローになるのだ、というお話し。社会がこうして市民によって成り立っている以上、市民の大多数は保守的なのだから力を持ったら社会を守るでしょうよっていう論理がある。
ってEvernoteに過去の自分がまとめていたのでストーリーに関してはそうだと思います。あと序盤で真っ先に絶対悪vsヒーローという構図を捨て去ってみたのがとても好印象でしたね。ハッキリとテーマを示したので。あっだからその点、変身バトルものだと思って見ると肩透かしくらうのでそれはやめた方がいいですね。
あとはじめちゃんの「ガッチャ☆」がキュートでいい。
2015 ガッチャマンクラウズ インサイト
全体主義について。自分の生き方を他人任せにせず自分で決めるのは難しいことだけどそれでも自分の幸せのために自分で決めようなって話。
バンチャの全体あらすじがよくまとまっているので理解する上で役立った感じですね。あと吹き出しの色の意味合いについては解説サイトさんとかも。
なんか自分が作ったあらすじだと一般論みたくなりましたけど、前作もインサイトも政治を真っ向から取り扱った作品なのでその点目新しさはあるし見どころもあります。
1995 新世紀エヴァンゲリオン
他者受容から自己受容に至って案外この世界もわるくねーじゃんってなる話。
まあそこに至るまで、私の嫌いなタイプの人間が出てきまくるのでもう見返したくはないですね。シンジもミサトもアスカもナオコも、とほとんどの人間が情緒不安定で見ていて嫌になる。
でもそれはそれとして、制限時間の仕組みが戦闘のアクセントとしてよく働いていたように見えたのでそこは面白かった。
あとすっごい細かい話なんですけど、「使徒、侵入」のときの空調の音が環境音としてすっごく心安らぐ感じだったので何か良かったなあと。まあそれだけです。
2006 女子高生 GIRL'S-HIGH
女子高生お下劣日常。
で、BGMで屁が鳴るわ能登麻美子が下ネタ言うわでこりゃあひでえや、とよく笑えた。
あとそもそもはEDのダンスを見に来ただけで大して期待はしていなかったんだけど、第5話の次回予告だけは跳ねたなあと。
一応、いつものコメディ調から一転してシリアスに入るもんだから、お気楽なものが見たかった身としてはたるかったんすよ。でも、この次回予告を聞いて、おっこれは意外といいものが見れるんじゃないのかなってドキッとしたんです。
培ってきたつもりの友情という代物は、些細なキッカケで崩れ去った。
嫉妬・裏切り・孤独・絶望。
心の軋む音が胸に突き刺さる。
次回、女子高生『亀裂』。
私たちは実感する。絆とは細く脆く、そして、何よりも強いものだと。
(第5話次回予告)
悲観的な単語を積み重ねて最後にはそれをひっくり返してみせるっていうまあギャップだと思うんですけどね。最後の言葉を聞いたときにおって思っちゃったんです。
まあ、肝心の問題の解決方法はすっげえ下らないんで何か変な期待してたなぁとまた笑えたんですけどね(笑)
1982 戦闘メカ ザブングル
自分に正直に生きるぜって話。
リアリティの基準値が低いコメディ調のように見えながらも、時折いきなりその基準値を超えて人死にが出たりするのでドキドキする作品だった。
あとEDの曲が、財布を忘れて代金を奢ってもらうときの状況にすげえあってるなあとか考えてしまって毎度笑いながら口ずさんでたというのはここだけの話(笑)
1999 ∀ガンダム
普通に生きて普通に死ぬ話。
脱線します。このブログのタイトルって次回予告の中でのロランによるテテス姐さんの呼称なんですよね。で、各話感想をやろうと思ってブログ立ち上げたんですよね。いや実際は遅々として進まずですね。はい。
うーん、たぶんやるなら1話1記事ではなくてイデオンみたいに各話感想まとめみたいなスタイルになるかなとは思っております。というのも1作品でも今回の記事みたいな短文にしかならないので1記事にするにゃあ文量足りなくて困っちまうだろうなあと思うので。実現可能性が高い方を取るということです。
閑話休題。最終話のラスト数分はすごかったですね。なんかもう背筋にゾクゾク来ちゃいましたよ。そうですね、感動しました。今年に入ってから始めて使いましたこの言葉。映像で雄弁に語るってこういうことなんだなあともう染み染みとして思わずため息ですね。あ~~~言葉を重ねても言い表せる気がしないぞ。
あ~~~お~~~に~~~ららる~~~~ららる~~~~。
1991 機動戦士ガンダムF91
ガンダムで家族の繋がりを再生する話。
追記する段になって感想が変わった。クロスボーンガンダムが続編で安心云々と前にツイッターで呟いたけれど、今になって思うとこの劇場版でいい感じに完結しているようにも感じられるので、なんだろうな、クロボンはF91の二次作品みたいなそんな捉え方を今はしています。
閑話休題。一番印象に残ってるシーンは、鉄仮面が娘の前で理屈をコネコネしてマスクを脱がなかったところですね。情けなさすぎて思わず情けなぁってリアルで呟いてしまったので(笑)
1984 超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか
宇宙人が愛を思い出したり思い出さなかったりして思い出さなかった方が倒される話。
相変わらず恋愛の合間に戦争やってた。で、TV版を見た記憶があるので比較すると、カイフンと一条輝がうざくなくなってたのでその点においてTV版よりは楽しめました。あと作画の緻密さがぱないの。
1984 うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー
終わらない日常なんてのものは嘘っぱちですっていうちゃぶ台返しをする話。
で、原作のうる星やつらの構造を皮肉ったらしいことは聞き及んでいるが、原作を読んだことがなかったしそのちゃぶ台返しも正直今更感があったので、そこら辺の大筋よりも千葉繁さんの喋りが面白かった。あと瀬戸の花嫁の三河海が面堂終太郎のパロディキャラだってのに気付けたのもよかった。
1994 マクロスプラスOVA
AIだと思ったら中の人がいてしかも元カノで脈ありだったので復縁する話。
で、OVA版はEDのAfter, in the darkがかっこいい。しかしまあナンパな雰囲気が溢れる作品で、その雰囲気がかなり好きだったなあとあらすじを追記してて改めて思う。主人公の男二人は動機が揃って不真面目でさらに片方は性格までおちゃらけてますからね(笑)
1995 マクロスプラス MOVIE EDITION
あらすじは上と同じ。
で、OVA版を再編集してシーンを追加しただけあって、全体のテンポが良くなったのも嬉しいんだけど、何よりオペ子の追加シーンがとても嬉しかった。勃起した。私も着艦許可して欲しい。あとWanna Be An Angelね。マクロスプラスを見たきっかけがこの歌だったので本編で聞けたのが良かった。
そういうわけで、どっちか見直すなら劇場版を見直すと思う。After, in the dark がないのがちょっと心寂しくもあるが!
1999 少女革命ウテナ アドゥレセンス黙示録
世界を革命するってことで新たな世界へと旅立つ話。
で、TV版と比較すると、結末は、ウテナがアンシーと一緒にいること以外は変わってないような気がする。ファンタジーなおもしろ映像が見れたので面白かった。
1995 GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊
意識を偏在するってことでネットの世界へと旅立つ話。
いや、そんな話だったっけ。なんか違う気がするぞ。まあ何にせよ、SF(すこしふしぎ)なおもしろ映像が見れたので面白かった。
2004 イノセンス
相棒がどっちともに呆れる話。
トグサはバトーが素子を必死に追い求める姿に呆れるし、一方のバトーは自分にまともに取り合ってくれないトグサに呆れるって感じじゃなかったかなあ。いやああんまり覚えてないな!
まあ何にせよ、最後のバトーの呆れ顔はほんと笑えたので面白かった。
2005 鋼の錬金術士 シャンバラを征く者
敗戦処理。
dTVで見る機会があったので見た。原作漫画は読んだことあるのでまあ分かるだろうと高をくくってたら、そもそもアニメオリジナル展開からの続編だったというオチよ。
で、エルリック兄弟の結末が原作漫画のマスタングとホークアイの二人に被るんですよね。だから目新しさがなかったので面白くなかった。唯一おっとなったスチームパンク風の義手なんて一回しか使われなかっのでやはりうーんって唸る。うーん。
2007 機動戦士ガンダム00
戦いを好むやつをブチのめす話。
刹那さんの「俺がガンダムだ」ってのは、つまり作中において戦争根絶の象徴であるガンダムと俺はイコールだって意味なので「俺は戦争根絶にこの身を捧げる」という公正無私な姿勢を宣言してるんですよね。だからまあ尋常じゃないレベルですごい人だなあと。
で、感想はまあそうっすね、刹那さんの突き抜けっぷりやティエリアの可愛さやらロックオン・ストラトスのかっこよさやらソーマ・ピーリスやルイス・ハレヴィの薄い本が厚くなりそうな境遇やらが面白かったんですけど、ラスボスが分かりやすい選民主義者だったのでその点目新しさがなかったなあと、まあ、そこら辺はどうでもいいです。他のところで十分に楽しめたので。
2010 劇場版 機動戦士ガンダム00
言語も感覚も何もかも異なる知的生命体同士が分かり合う話。
シリーズ恒例のテレパシーをあえて人類の革新として扱ったことによって真っ当なSFになったガンダム作品。私が劇場版に期待する「新しいもの」をやってくれたという点でもはや言うことない。戦闘が早すぎて見えねえとかそこら辺置いておいて、とても面白かった。